本コレ! 勝手に《ブックガイド》 第7回『凡人の凡人によるグローバル戦略 インドと踊れ』(土屋昭義/創碧社)



勝手に《ブックガイド》




LinkIcon勝手に《ブックガイド》 記事一覧


2011年10月12日 勝手に《ブックガイド》 第7回 New_Icon_gr_01.png

凡人の凡人によるグローバル戦略 インドと踊れ』(土屋昭義/創碧社)


 土屋昭義氏といえば、浜松では知らない人がいないユニークな起業家。建設業界の風雲児として、公共事業によらない建設会社を一代で築いた。その土屋氏は、いま、世界を飛び回り「中小企業の海外進出」をサポートしている。しかも、本人ばかりか、2人の息子とともに、主に成長市場のインド進出めざして奮闘中だ。

007_インドと踊れ.jpg 本書は、その状況をていねいに、漫画も入れて描いたもの。インド進出に興味がある企業経営者にとっても、一般読者にとっても、わくわくしながら読める仕上がりになっている。サブタイトルの「凡人の凡人によるグローバル戦略」というのが秀逸。

 もはやこの国でのビジネスには将来性がなくなったいま、どんな小さなビジネスもアジア、とくにインドを目指すべきなのか?

 土屋氏は言う。

 「私には2人の息子がいますが、2人とも絵に描いたような凡人です。凡人は、もはやいまの日本ではチャンスがない。そこで、2人をアジアに送り出しました。すでに次男はインドのバンガロールで起業しています。この次男の話を聞かせると、大抵の人は「バカなことをしちゃっているね」と、呆れて笑います。本書を読んで、どうか皆さんの大いに笑ってください。私たち土屋一家は、この厳しい時代を生き抜くためのモルモットになろうとしているのです」


■本書の問い合わせ先:TEL 054-270-5266 創碧社 http://souheki.jp/

LinkIcon出版社サイト 本書 購入ページ



土屋昭義(つちや・あきよし)

 1950年6月3日生まれ。1977年、静岡県浜松市にて株式会社シーン・メイキング設立。創業より30年間、一貫して土地活用軸の民間工事100%で業績を伸ばし、過去5年の平均経常利益率は約6%と高業績を続ける。民間受注の営業の仕組みは全国建設会社でも先進的。
 2006年、建設業界の活性化のために、建設会社の全国組織「ITGネットワーク」を運営する株式会社ITGを立ち上げ、取締役会長に。著書に『もう、「土建屋」はやめよう』(あさ出版、2009年6月)がある。
  現在、「中小企業のアジア進出のモルモットになりたい」と、2人の息子とともにグローバル戦略を展開し、2010年からは主にインドに注力している。

LinkIcon前のページへ

次のページへLinkIcon