本コレ! 廃刊誌にさようなら 2009年

廃刊誌に「さようなら」

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ここでは「廃刊」(休刊)が決まった主な雑誌を、「さよなら、ありがとう」という気持ちを込めて、紹介しています。
いわば、雑誌の墓名碑です。






2009年12月31日

サヨナラ! 2009年 主な廃刊誌


      「英語青年」(研究社 2009/2/9)     「食彩浪漫」(NHK出版 2009/2/16)「Lucere!」(ベネッセコーポレーション 2009/3/7)     「広告批評」(マドラ出版 2009/4/10)   「Cawaii(カワイイ)」(主婦の友 2009/5/1)      「諸君!」(文藝春秋 2009/5/1)    「BRIO(ブリオ)」(光文社 2009/6/24) 「marie claire」(アシェット婦人画報社 2009/7/28)「スタジオボイス」(INFASパブリケーションズ 2009/8/6) 「ChouChou(シュシュ)」(角川書店 2009/10/22)   「PINKY(ピンキー)」(集英社 2009/12/21)「日経ソリューションビジネス」(日経BP社 2009/12/30)    「Sabra(サブラ)」(小学館 2010/01/25)
*「廃刊誌タイトル」(出版社 最終号発売年月日)*

2009年12月31日

廃刊誌墓碑銘Data2009

クリックで廃刊誌墓碑銘Data詳細が見られます

会員定期購読誌モデルも崩壊!「フォーサイト」廃刊

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※写真は最終号ではありません

フォーサイト
ジャンル:国際情報誌 
発行:新潮社
最終号:2010年4月号(2010/3/20発売)

経緯

 冷戦後の国際社会における日本経済や政治に関する情報誌として1990年3月に創刊。2009年で創刊20周年を迎えていた。
 書店による一般販売はせず、定期購読者向けに発行されてきたが、購読者数の減少が止まらなかった。

休刊コメント

 「出版業界の厳しい状況の中、今後の収支改善の見通しが立たず、事業の見直しが避けられなくなったこと。また、インターネットの普及で、月刊誌の役割が大きく変化したため」

休刊告知

「フォーサイト」休刊のお知らせ
 「フォーサイト」を創刊したのは、ベルリンの壁が崩壊し、米ソの首脳会談で「冷戦の終結」が宣言されて間もない1990年3月のことでした。国内的にはバブル経済が崩壊しようとしていた時期にあたります。以来、二十年間、冷戦後の国際情勢と日本の政治経済の最先端の動きを伝えるクオリティ誌として、政界、官界、経済界を中心に高い評価を得てきました。
 しかしこのたび、創刊二十年を一つの区切りとして、2010年3月20日発売の4月号をもって、休刊をすることになりました。その理由としては、(1) 厳しい出版状況に直面する中で、全社的な事業の再編、特に雑誌部門の見直しが避けられなくなったこと、(2)二十年間の健闘はあったものの、今後の収支改善の見通しが立たないこと、(3)インターネットの普及で、国際政治経済情報を扱う月刊誌の役割が大きく変化したこと——の三点があります。
 長年にわたって「フォーサイト」にご協力いただいた寄稿者をはじめとする関係者の方々、そして、なによりもこの定期購読誌を支えていただいた読者の方々に、この場を借りて、心よりの感謝を申し上げたいと存じます。
 「フォーサイト」の刊行を通じて培われた経験は、小社の今後の出版活動に生かしていく所存です。

2009年12月 新潮社

(「フォーサイト」ホームページより)

看板の学年誌「小学五年生」「小学六年生」も時代にビハインド

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※写真は最終号ではありません

小学五年生、小学六年生
ジャンル:学年誌 
発行:小学館
最終号:「小学五年生」は2010年2月3日発売の3月号
    「小学六年生」は2009年12月28日発売の2・3月合併号

経緯

 両誌とも、小学館が創業した1922年に創刊された。学年別学習雑誌の先駆けで、同社の創業以来の基幹事業。かつては「ドラえもん」などの人気マンガも掲載され、1973年に「五年生」が約63万部、「六年生」が約46万部まで伸びたが、最近は6万〜7万部と低迷。
 学習記事ばかりではなく、スポーツ選手や作家も取り上げ、性教育に踏み込むなど改革を続けたが、この時期の小学生はデジタル世代となり、学年誌は時代に合わなくなっていた

休刊コメント

 「近年の社会状況や学習環境の変化はたいへん大きく急激であり、子供たちの趣味や嗜好に多様化が進み、情報も細分化されている。(2誌が)大きな時代の変化と読者のニーズに必ずしも合致しなくなった」

消える女性ファッション誌「PINKY(ピンキー)」廃刊

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PINKY(ピンキー)
ジャンル:月刊女性ファッション誌 
発行:集英社
最終号:2010年2月号(2009/12/21発売)

経緯

2004年8月に「ギャルは卒業、でもコンサバじゃつまらない」というキャッチフレーズで創刊。誌名のPINKYとは「アメリカ西海岸の男の子が親しみを込めて恋人を呼ぶ時に使う言葉」とのこと。創刊当時の発行部数は約30万部。創刊号の表紙は、「セブンティーン」の人気モデル鈴木えみ。以来、鈴木えみは「PINKY」の看板モデルとして活躍。ただし、後半は、佐々木希の活躍がめざましかった。
名物連載には「ダルビッシュ紗栄子のPINKYBLOG」など。10代後半から20代半ばのヤンキーギャルに圧倒的な人気を誇ったが、ここ2年間、部数の落ち込みが大きく、広告も激減していた。

休刊コメント

「社としての中・長期的な展望が開けず、休刊はやむをえないと判断した。ピンキー誌面に息づいていた時代をとらえる感覚は忘れず、セブンティーンといった別のファッション誌作りに生かしていきたい」

休刊告知

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女性向け情報誌「GhouChou(シュシュ)」16年で幕

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GhouChou(シュシュ)
ジャンル:女性情報誌 
発行:角川書店
最終号:2009年11月12日号(2009/10/22発売)

経緯

 働く女性向けの雑誌として1993年3月に創刊。メイク術やお手軽レシピなど、美容と健康を紹介し、20代以降の働く女性をターゲットにしていた。これまで、3回誌面のリニューアルをしたてきたが、2009年3月のリニューアルで、創刊以来掲載してきたテレビ番組表と映画上映情報を廃止したため、読者離れが加速したという。
 最近では、婚活やマナー講座の話題やインテリアの情報なども掲載。最終号は韓国特集で、韓国人俳優・イ・ミンホが表紙を飾った。
 創刊から16年、全部で418号が刊行された。

休刊コメント

 とくになし

休刊告知

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カルチャー誌の終焉「スタジオボイス」

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スタジオボイス
ジャンル:カルチャー誌 
発行:INFASパブリケーションズ(旧株式会社流行通信)
最終号:2009年9号(2009/08/06発売)

経緯

 1976年9月に創刊され、当初はタブロイド判の新聞の体裁をとっており、アンディ・ウォーホルによって創刊された『Interview』誌と提携して、インタビューを主な内容としていた。1979年から、雑誌として書店販売開始。
 最盛期の発行部数は約10万部を超えたが、最近は3万部と部数が減少し、広告収入も落ち込んだ。ただし、オンライン版のSTUDIO VOICE ONLINEは継続されている。

休刊コメント

 とくになし。

オピニオン誌「諸君!」2009年6月号で廃刊

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諸君!
ジャンル:月刊オピニオン誌 
発行:文藝春秋
最終号:2009年6月号(2009/05/01発売)

経緯

 1969年5月に創刊し、2009年で創刊40周年。月刊「文芸春秋」の兄弟誌的な位置づけで、保守系論壇を代表する雑誌の一つとして、これまで多くの言論人が活躍した。創刊当時は、福田恒存氏、山本七平氏などが寄稿。最盛期は10万部以上発行されていたが、2008年9月時点では約6万部、実売は約4万部と低迷し、広告収入も伸び悩んだ。月刊オピニオン誌では、2008年に休刊した「現代」(講談社)、「論座」(朝日新聞社)に続く、休刊となった。

休刊コメント

 「全社的な事業見直しの一環として休刊を決めた」

グラビア誌も限界に!「Sabra(サブラ)」健闘虚し!

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Sabra(サブラ)
ジャンル:男性向けグラビア誌 
発行:小学館
最終号: 2010年3月号(2010/01/25発売)

経緯

 1999年5月、誌面とウェブを連動させた新たな情報誌として毎月第2・第4木曜日発売の月2回刊(2007年8月23日発売の通巻178号以降は月2回刊から月刊)で創刊された。
 創刊当初はネットを意識した総合誌だった。しかし、その後、アイドル、AV女優、声優などのグラビアを中心にした編集に転換し、ここ数年はグラビアアイドルの雑誌となっていた。
 「sabra」の特徴は、クオリティの高い「撮り下ろし」にあったが、部数低迷で、撮り下しの経費がまかなえなくっていたとも。ピーク時は20万部あったが、最近は平均8万部前後まで部数が落ち込んでいた。

休刊コメント

 「雑誌とウェブ環境の大きな変化の中で、時代へ向けた展開を視野に抜本的な見直しをはかることとした」

おまけ

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